問題集・ノート・教科書の使い方
こんにちは。学習塾PLANTの根本です。
ここでは、問題集、ノート、教科書の使い方について解説します。
■問題集の使い方
問題集の使い方と聞いてどんなことをイメージしますか?
「問題を解いて、丸付けをして、やり直しをする」と思った人は、ぜひこの記事を一読してみてください。
実は、問題集は解くものではありません。
問題集を解くということは、勉強ができるようになるための最短距離ではないからです。
学習塾PLANTでは、生徒のみなさんに、問題集は答えを覚えるものだと指導しています。
そもそも問題集を利用する目的は「できるようになること」です。この目的に対して、1問1問と解いていくという作業はあまりにも非効率です。例えばある問題を10分考えたとして、解けなかった場合、その10分での成長は0です。
しかし、もっと早くできないと判断して、答えを熟読し、その答えが理解できれば、より短時間でより成長できるのです。この差が何百問分、全科目分となるととてつもなく大きな差に繋がります。
このような理由から、問題集の使い方として「覚える」ことを推奨しています。
まず模範解答を覚え、それから自分で解いてみる。正解できるようになればOKですし、もし間違えたらもう一度模範解答を覚え直す。
これを繰り返していくうちに様々な問題が解けるようになっています。
[補足]
問題集の解答を見ても理解ができないと言う場合は、積極的にインターネットを活用しましょう。
「問題集の名前+問題番号」や問題文の一部をそのまま入力するだけで解説が出てくることも多々あります。解説を読んでわからなかった人の質問に対する回答なので、解説よりも詳しい場合があります。
ただ、解説もネットもわかりにくいという方はぜひ、学習塾PLANTにお越しください。丁寧な解説に加え、解答の読み方についても詳しくご指導させていただきます。
■ノートの使い方
やり直しノートが特に重要ですので、やり直しノートの使い方について説明します。
ノートも問題集と同様、「できるようになるため」のツールです。
そして、「できるようになるため」には、なぜ出来なかったのかを特定する必要があります。そのためのノートの使い方を紹介します。
ノートの左側部分に間違った問題と、その解答を書きます。この時、ただ書き写すのではなく、一文一文理解しながら書き進めることが重要です。
ノートの右側部分にはなぜ間違ったのかという原因や、次はどうすれば良いのかという解決策を書き出しましょう。もしこの部分ができないようでしたら、個別指導や家庭教師を頼るのが得策でしょう。この部分が最も重要だからです。
このようにして、やり直しノートを作っていくことによって、自分が引っかかりやすいポイントをあぶり出すことができ、間違いのパターンも把握しやすくなります。また、復習をする際に、自分がつまずいたポイントがまとまっているので、効率化を図ることができます。
■教科書の使い方
教科書の使い方というタイトルですが、基本的に教科書は使いません。
教科書はそもそも教師が教えることを前提に作られているので、基本的に不便なのです。
なので、自学をする際は、参考書、それもかなり丁寧に書かれている優しい参考書を買いましょう。(中学生の場合は教科書ガイドでもいいかもしれません。)
参考書を読み進める際に注意していただきたいのは、少しでも詰まったら調べるということです。わからない言葉が出てきたときも同様にすぐ調べるようにしましょう。「わからない」に初めて出会った段階で「わからない」を解決しておかないと、その後もなんども同じところでつまずくことになりかねません。
優しい参考書と検索をもってしても理解できない場合は先生に質問するようにしましょう。
また、自分の力だけでは理解できない部分があまりにも多い場合は、個別指導や家庭教師に頼るのが得策でしょう。
より詳しい内容につきましては、是非無料体験・相談にお越しください!