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「最年少」高島崚輔芦屋市長が高学歴すぎる

 今年の統一地方選挙では、芦屋市長に26歳の高島崚輔さんが当選したことが話題になりました。全国最年少の市長です。

 しかし、高島市長が注目されているのは、若さだけではありません。日本最高峰の東京大学に現役入学し、さらに東大を四か月でやめて世界最高峰のハーバード大学に入学したという、超高学歴さにも注目が集まっています。

 学習塾として興味があるのは、彼がどんな勉強をしたのか、ということ。果たして、彼の勉強法は私たちにも参考になるのでしょうか?

「高3から勉強開始」で東大!超高学歴の芦屋市長

 ご存じの方も多いでしょうが、芦屋市は神戸市と大阪市の間にある市で、金持ちの人が沢山住んでいることで知られます。

 そんな人たちが、何の能力もない若者を市長に選ぶはずが、ありません。

 しかし、高島市長が有能であることは、明白でした。東京大学やハーバード大学に合格している人が、無能であるはずがありません。

 しかも、その合格体験記を読むと有能さが異次元です。

 合格体験記の冒頭には、なんとこう記されています。

「実は、本格的に『受験のための』勉強を始めたのは、高3の1月からでした。」

 え?それまで受験勉強していなかったの?それで東大に?しかも、その4か月後にはハーバード大学にまで?

 高島さんは、こう書かれています。

「そこからでもやり方次第で未来は変えられるということ。」

 たった数ヶ月の受験勉強で東大に入るやり方とは、どういうものでしょうか?

参考になる?「小学生で高校の勉強」

 結論から言うと、合格体験記のどこにも「数ヶ月で東大に入る方法」などは、記されていませんでした。

 だいたい皆さんも落ちはわかるかもしれませんが、彼は元から賢かったので数ヶ月の受験勉強で東大に入ることが出来たのです。

 では、どれぐらい賢かったのか、というと合格体験記にはこう書かれています!

「英数国の3科目に関しては、小学校の頃に高校レベルまで学んだ」

 ・・・。

 まぁ、そりゃ小学生時代からそこまで勉強していれば良い大学には行けるよね

 とは言え、これだけ聞くと「賢すぎて参考にならない!」という生徒も多いでしょう。

 小学生に高校レベルの勉強をさせることは、一見無茶に思えます。

 ただ、高島市長の例もある通り、小学生の段階で高校レベルの勉強をすることは決して不可能ではありません。実は学習塾PLANTでも似たことをしてはいるのです。

確かに「発達段階論」による教育では才能が伸びないことも

 「小学生で高校の範囲を終わらせる!」というと大変そうですが、例えば「小学生の間に英検2級を取る」だと、不可能ではないと思いませんか?

 無論、小学生で英検2級を取るためには、人並み以上の努力が必要です。

 しかし、学習塾PLANTの生徒でも小学生の間に英検2級を取っている人はいます。

 そして、英検2級とは概ね高校卒業レベルの英語力です。つまり小学生で高校卒業レベルの英語力を身につけることは、可能なのです。

 もっとも、高島市長の場合は英語だけでなく国語や数学も小学生の時に高校レベルまで行ったという点で、やはり尋常ではない賢さだとは思いますが、本人の意欲さえあれば不可能ではありません。学習塾PLANTも生徒が上の学年の勉強を希望した場合はそれを応援し、最もその生徒に適した勉強法を提案しています。

 そもそも、学校の学年に合った勉強をすることは、一部の生徒には足かせになることもあります。

 現代の学校教育は、概ねジャン・ピアジェという心理学者の提唱した「発展段階論」に基づいて行われています。多くの大学では教職課程の必修科目に「発達教育論」や「発達心理学」という科目がありますが、これもピアジェの理論をもとにしている科目です。

 これは、とても簡単に言うとこういう理論です。

「子供たちには年齢に応じて『発達する段階』があるよ!だからその年齢に一番合った教育をしよう!」

 ちなみに「年齢に応じた教育」を最初に提唱したのは『社会契約論』の著者として著名なジャン=ジャック・ルソーであるといわれています。そして、ピアジェもジャン=ジャック・ルソー研究所に勤務していました。

 しかし、ルソーやピアジェの主張にも一理はあるのかもしれませんが、教育の現場ではあまり実践的ではない理論なのですよね。

 これは、小難しい理屈を言わなくとても、保護者や生徒の皆様は感覚的に理解されていると思います。だからこそ私立学校や学習塾に存在意義があるのですから。

 公立学校では、まさにルソーやピアジェの主張をもとにした教育が行われています。教える先生も大学でピアジェの発達段階論を学んでいますし、ルソーに至っては義務教育で「偉大な思想家」扱いです。

 だけど、そんな今の公立学校の教育で現に伸びない子供たちがいるからこその、私立学校や学習塾なのだと思います。

 実際に生徒を見ていると、学年よりも本人のやる気や理解力、努力の方が遥かに重要な要素です。だからやる気があって努力をする生徒には、高島市長のようにどんどん上の学年の勉強をしてもらった方がいいと思います。

“予習ありき”ではなくまず自分に合った内容の勉強を

 とは言え、学習塾PLANTでは全ての生徒に高島市長のような「予習型」の勉強法を進めているわけでは、ありません。

 そもそも勉強をする目的自体が生徒によって異なる上に、生徒によって適した勉強法も異なります

 塾に求める内容も「得意科目を伸ばしたい」というものから逆に「苦手科目を無くしたい」というものまで、様々です。

 もしも将来、ハーバード大学とまでは行かなくとも海外留学をしたいというのであれば、学校の英語の勉強だけでは留学に不十分ですので、英検やTOEICのような民間資格の活用も必要になってくるでしょうし、それに応じた勉強をする必要があるでしょう。

 逆に、例えば「英語は苦手だけど理系の研究をしたいから有名な大学に入りたい!そのためには英語の勉強もしないと受験に合格できない!」というような人には、志望校に応じた英語教育をする必要があります。このケースではむしろ学校の勉強の復習を徹底したほうがいいかもしれません。

 全ての生徒が高島市長みたいになりたいわけではないと思います。学習塾PLANTではその生徒に一番合った勉強法を提案します。自分に合った勉強法について相談した方は、どうぞ連絡してください。

 

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