中学英語の単元で、「後置修飾(名詞をうしろから修飾する語句)」というのがあります。
これは、ふつう、名詞を修飾するとき、修飾語が前、名詞が後と習ってきた彼らにとって、つまづきやすい単元となっています。
では、これにはどんな説明を加えるべきでしょうか。
今回は、「後置修飾はツッコミされたときにあとから付け足すための表現なんだよ」と伝えました。
今までは、”a big dog”のように、”dog”という言葉に何かの情報が前に追加されていました。
しかし、この単元では “a cat under the table”のように、”cat”という言葉の後ろに”under the table”という情報が追加されています。もし”a cat”だけで終わってしまうとどんな猫かイメージできないことでしょう。そこで「どんな猫やねん!」って聞かれる前に「机の下にいる」と、先回りして教えているもの、これが後置修飾なんだ、と説明しました。
そして、これを使うにはいくつか条件があって、その条件を演習で学んでほしいとも伝えています。
演習をしたくなる理由付けをするのも私たち講師の役目ですので、日々こういった会話をしております。