この時期は、高校入試を控えた中3生にとって、学年末テスト対策・学校の課題と受験勉強を両立させなくてはならない、忙しい時期です。
もちろん受験勉強は今後の進路に直結するため大切なのですが、中学最後の定期テストも、せっかくなら頑張りたいところです。
また、学校の課題をおろそかにしていると、場合によっては補習になる場合があるなど、ここからが本番の受験勉強に悪い影響が出る可能性があります。
今見ている生徒さんも、定期テストの対策はいままで3年間やってきたので、方法自体は身についているようですが、そちらに時間をとられ、受験勉強に充てる時間が限られてしまうことがあるようです。
そんなとき、何を優先すべきでしょうか。
その一つの答えに、「いつもやっている問題集を少しでもやる」というものがあると考えています。
あえて新しい演習問題や過去問などに手を出さずに、今までの習慣を崩さないように努めましょう。
この時間がない時に新しい問題に取り組んでしまうと、定期テスト・受験の両方に不安を感じるケースが少なくありません。
時間がないとはいっても、定期テストが終われば少しは余裕を持てるはずです。
演習はそれからでも遅くありません。今は目の前のできることを精一杯、「維持する」意識で勉強を進めていけるといいですね。