意外な速読方法
文章を読むスピードについて、悩んだことはないでしょうか。
高校入試や大学入試で英語や現代文の長文の読解が必要な受験生にとって、文章を読むスピードはかなり重要なポイントのひとつになります。
英語にせよ現代文にせよ、そもそも読解のスピードが文章の量においついていなければ、充分に理解して問題を解くことはできません。
その上、読み解けるスピードが早ければ早いほど、設問に取り組める時間を増やすことができるようになるといったように、文章を読むスピードが早ければ早いほどそのメリットは大きいのです。
本日はここで簡単に、誰でもすぐに読むスピードを上げることができるある方法についてご紹介します。
読むスピードを上げる方法、、、指?
その具体的な方法というのは、実はすごくシンプルで、
指で文字をなぞりながら文章を読んでいくというものです。
「そんな、小学生じゃないんだから。」
と思われた方も多いかと思いますが、かなり有効な方法ですよ。これ。
その理由は、目の特性にあった!
文章を読む際に、無意識的に視線が読んでいる箇所以外に飛んでいってしまい、そのことが文章読解でのタイムロスになってしまうということがあります。このタイムロスを防ぐために、指でなぞりながら読むという方法が有効なのです。
そもそも、私たちの目は、動くものを視線で追いかけるという特性を持っています。この特性から、指で文章をなぞりながら読むと、必然的に指が当てられている箇所、つまり今読んでいる箇所に視線が集中するようになります。
言い換えると、指でガイドしながら文章を読むと、無駄な目移りが減るというのです。このように、指で文字をなぞりながら読んでいくことで、無駄な目移りを減らすことができ、通常目だけで読んでいるときよりも読むスピードを上げて読解することができるというわけです。
意外な2つのメリット
このように指でガイドしながら読む方法には、他の2つのメリットがあります。
1つ目は、視覚の他に触覚を使いながら学習することができることです。
視覚と触覚という2つの感覚を駆使することで、より集中して読むことができ、理解や記憶に結びつきやすくなるということも言えます。
2つ目のメリットは、逆行を防ぐということです。長い文章を読んでいると、改行の際に同じ箇所を2回読んでしまったりするということはありませんか?指でガイドしていくことで、この二度同じ箇所を読んでしまうという逆行を防ぐことができ、さらにタイムロスを防ぐことができるのです。
今回は、指でなぞりながら文章を読んでいく方法をご紹介しました。
もちろん、試験や普段の学習時に実践してみるときは、シャーペンの先などでも大丈夫です。自分にとって、よりやりやすい方法で、実践してみてください!
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いかがだったでしょうか。
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