主に英語を勉強していると、イディオム(構文)を覚えることが多くあります。
例えば最近、中学生に「want 人 to ~(動詞の原形)」(例:want you to make dinner)で、「人に~をしてほしい」(例:あなたに夕食を作ってほしい)という意味になるといったことをお教えする機会がありました。
しかし、この場で、ただ形と意味を覚えるだけではいつか覚えることが多くなってパンクしてしまいます。そのため、このようにお話ししました。
「このtoは文法上『不定詞』で、本質的にはI want to playなどと同じだから、形さえ覚えておけば応用が利きやすい」
「wantの位置にある動詞はtellやaskなどほかの動詞になることがあるけど、形が同じだから動詞の意味だけ理解しておけば簡単に理解できる」
これらを理解しておくと、大幅に覚えることを減らすことができます。
このように、イディオムに限らず、覚えることをセットにできる例は、思ったより多くあります。
人間が覚えられることには、基本的に限界があるので、可能な限り効率化する意識は大切になってくるので、その方法は随所で伝えていけたらと思っています。