テストが返ってきたとき、生徒さんは何をするでしょうか?
多くの子供は点数だけを見がちで、内容に目を向けない場合もそれなりにあると思われます。
しかしそれは、とてももったいないことです!
本当に必要なことは、返ってきたテストで「間違えた問題の傾向」を理解することです。
というのも、実際にテストで出てきた学習テーマの知識を次に引っ張り出してくるのは、だいたい受験勉強を始めた時であることが多いです。
英語や数学は積み重ねが大切な科目のため例外になりますが、
特に国語・理科・社会に関しては、「どの」問題を間違えたかよりも、「どんな」問題を間違えたかを分かっておくことが大切です。
基本の問題なのか応用の問題なのか、知識の問題なのか思考の問題なのか、それとも単語の問題なのか記述の問題なのかなど、間違えたモノの理由を考えるようにしましょう。
また、「なぜ」間違えたのかまで理解できておくと今後勉強するときに、参考にすることができます。
実際に講師をしていると、テストのやり直しに関する質問もよく来ます。
そのときに、どのようにして答えをつくったのかを一緒に確認しておくと、どこで間違えたかが分かりやすく、今後どうしていくべきかのプランも立てやすくなります。
そういった生徒さんほど今後の伸びが良くなります!
自分のミスや間違いと向き合うのは少し酷ですが、それを乗り越えてこそ点数UP、さらには精神的な成長にも繋がります!
成績ひとつで喜んだり悲しんだりするのもひとつの楽しみですが、それだけで終わらずしっかりと見直しをするようにしておきましょう!