問題は、問題文を読まないと解けません。
当たり前じゃないか、と思われるかもしれませんが、講師をしていると意外にも「これは問題文読めば解けたね…」や「これはここ読めばすぐ解けるね…」のような指導をすることが頻繁にあります。
ただ、そういったミスがある、ということは「理解はしている」ことが多く、むしろ伸びしろを発見できた、という意味でラッキーであるとも捉えられます。
大切なのは、こういったミスを「ケアレスミス」としてひとくくりにして放っておくのではなく、不正解という名の痛みと向き合うことです。テストや試験というのは、ある意味競技やゲームやスポーツのようなもので、ひとつの間違いからどれだけ学べるかが重要です。次、間違わないために、何が出来るでしょうか。
例えば問題文を読んでなくて間違えたなら、「先に問題文を読んでしまう」「間違えやすいところに線を引く」「解答をかいた後にもう一度問題文を読んでみる」など、様々な手段が考えられます。自分に合う方法で、理解している問題を落とさないようにしていけると良いですね。