高校生、特に文系のほとんどが避けられない教科に、現代文があります。
この教科の区分は国語ですが、使う能力は本当に国語だけでしょうか?
まず、話題についていくためにはある程度の社会の知識が必要です。日本史・世界史の大まかな流れは文中で解説されていることが多いものの、倫理や政治・経済の言葉は解説されても難しいことが多いうえ、「教養」として十分な解説がないケースも見られます。
そして、科学技術や自然科学などの知識もあったほうがよいでしょう。特に、科学史はあらましだけでも理解しておけば有利になることがあります。
また、論理思考は時に数学の力さえ借りることもあります。数学というよりは論証のほうが近いのですが、採点官にわかるように論述するのは、数学の考え方が最も近いです。現代文は文系科目ですが、あくまで正解と不正解を出さなければならないため、必ずガチガチのロジックで組まれています。そのため、理系的な思考も身に着けておいたほうが良いでしょう。
それ以外にも、時事問題、引用されやすい文献、有名なフレーズなど、聞かれることは様々です。
現代文という科目を文系の生徒のほぼ全員が解くということは、その生徒たちの能力を総合して見ることができるように作られているということです。
心してかかりましょう。
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