先日、小学生の生徒から「『主語』と 『述語』って、どう見分けるの？」と質問をいただきました。一見素朴な疑問に見えますが、この問題には今後習う日本語文法だけではなく、英語にもつながる考え方を理解できる、本質的な質問だと感じ、このようにお答えしました。
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主語と述語は、「それだけで『誰が』『どうした』かを分かるペアのこと」です。その文章で何が伝えたいか、の骨組みを伝えることができて、これらのどちらかが省略される、つまり「ない」こともあります。
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この回答自体は大したことではありません。ただ主語と述語について説明しただけですが、これだけで「誰が」と「どうした」のペアが成立していない場合もある（主述が一致しない文や命令や省略でどちらかが欠落する文もある）、主述さえあれば文章の大枠はわかる（応用すれば英語のSVの決定をできるようになる）主述以外は一般に修飾語で、文そのものには関係がない、など、様々なエッセンスが含まれていると見ることもできます。
このように何気ない疑問でも、深く掘り下げればたくさんの学習のチャンスが生まれるテーマはたくさんあります。様々なことについて考え、身近な学習のチャンスを見逃さないようにしましょう。
