「割り切り」という言葉をご存じでしょうか。
辞書を引くと、『個人的な感情を入れずに考えたり、行動したりすること。また、物事の結論をきっぱりと下すこと。』と出てきます。
この考え方は勉強にもある程度活かすことができ、また、必要に応じて使っていかなければなりません。
例えば、漢字の熟語を覚えるのが苦手だったとしましょう。その漢字それぞれに意味や成り立ち自体はありますが、その熟語単体で「丸暗記」したほうが直近のテストの点数は上がるかもしれません。
例えば、数学のテストでとてつもなく難しそうな問題があったとしましょう。理想は全ての問題を完璧に解くことですが、テスト全体の戦略としてはその問題を解くための時間を他の問題に充てた方がきっと点数は上がるでしょう。
このように、一見すると正しい勉強法ではなくても、点数を上げるためには多少「貪欲に」ならなければならない場合もあります。このために必要な「割り切り」という心持ちも、是非学んでほしいものですね。