できなくても自分を責めない！
教室で生徒たちと話していると、
できていないことに対して自分を責めすぎている様子を見かけます。
「勉強を頑張らなければいけない。」
と、真面目な性格で、勉強に対して義務感を感じてしまっている生徒ほどこのような自分を責める傾向にあるように感じます。
このような様子が見られた時、
「自分を責めすぎるのは良くない」ということをお伝えするようにしています。
というのも、
もちろん勉強を頑張ろうとしてくれていることは、講師をしていてすごく嬉しいことですし、応援しているのですが、あまり自分を責める方向に考えすぎてしまうと、勉強が苦痛なものへと変わっていってしまうという理由からです。
具体的には、、、
①未完了の「しなくてはいけないこと」が残っていると脳に緊張が生まれてしまい、その作業から離れている時（休憩時や睡眠時）にもストレスになり続けてしまう
①「できない」が募ってしまうと、そのほかの「勉強そのもの」が面白いものではなくなり、苦痛な作業になってしまう
③「できていないこと」を恥ずかしく感じてしまい、「できないこと」から逃げようとしてしまう
そしてもちろん、
「できない自分」を責めたところで、なにも「できる」ようにはなりません。
解決策！
だからこそ
「できないこと」出てきた時には、その「できない自分」を責める必要はないのです。ここでは「できない自分」を見るのではなく「できるようになった自分」を想像して、現状の自分との差を考え、少しずつそこへ近づいていく。
また、「できないこと」を細分化することもできるようになるために有効です。
たとえば、目標を「二次関数を理解する」など大きなままに置くのではなく、「まずは問題集の１ページを丁寧に終わらせる」など、目標を小さく設定し、少しずつ目標を達成していくのです。
このように、「できないこと」を小さくひとくちサイズへと細かく刻み、最終的な「できる」まで、少しずつ進めていくのです。
このように、メリハリをつけながら学習を進めてみてはいかがでしょうか。
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