英単語は、英語の土台になる大事な力です。
ただし、「たくさん書けば覚えられる」とは限りません。
覚えやすいやり方を見つけて、少しずつ定着させていくことが大切です。この記事では、家庭で取り入れやすい方法を中心に、無理なく続けるコツをお伝えします。
英単語が覚えられないのは、努力不足とは限りません
英単語がなかなか覚えられないと、「やる気がないのかな」「もっと頑張らないといけないのでは」と感じてしまうことがあります。でも実際には、覚えられない原因は気持ちの問題だけではありません。
よくあるのは、覚える回数が足りない、一度に詰め込みすぎている、見て終わっていて思い出す練習が少ない、といったケースです。英単語は「見た回数」よりも、「思い出した回数」で定着しやすくなります。
たとえば、30個を1日で完璧にしようとするより、10個を3日くり返したほうが覚えやすいこともあります。また、書くだけでなく、声に出したり、意味を見て英単語を答えたりすることで、記憶に残りやすくなります。
家庭でも続けやすい英単語の覚え方
英単語学習では、「がんばれる方法」より「続けられる方法」を選ぶことが大切です。家庭で取り入れやすい方法をいくつかご紹介します。
続けやすい覚え方チェックリスト
- 1回で覚えようとせず、日を分けてくり返す
- 書くだけでなく、声に出して読む
- 日本語を見て英語を言う練習を入れる
- 10個前後の小分けで進める
- 前日に覚えた単語を次の日にも確認する
具体例を2つ見てみましょう。
例1:「school / library / homework / subject / practice」など、学校生活に関係する単語を5個だけ決めて、まずは読めるようにし、そのあと日本語を見て英語を言う練習をします。最後にノートに1回ずつ書く、くらいでも十分です。
例2:「play」「use」「study」のような動詞を覚えるときは、単語だけではなく「play tennis」「use a pen」「study English」のように、短い形で覚えると意味がつかみやすくなります。単語を単体で覚えるより、使い方と一緒に覚えたほうが忘れにくくなります。
とくに中学生は、テスト前だけ一気にやるより、毎日5分〜10分でも触れるほうが効果的です。「今日は10個だけ」「昨日の5個を確認してから新しい5個」という形にすると、負担も増えにくくなります。
よくある勘違いと、保護者の方ができる工夫
英単語学習でよくある勘違いの一つが、「たくさん書けば覚えられる」という考え方です。書くこと自体は悪くありませんが、ただ手を動かしているだけだと、意外と頭に残らないことがあります。
もう一つは、「うちの子は暗記が苦手だから仕方ない」と決めつけてしまうことです。実際には、覚え方が合っていないだけということも少なくありません。
保護者の方ができる声かけの工夫
- 「何個やるの?」ではなく「今日はどの単語をやる?」と聞く
- 結果よりも、取り組み方をほめる
- 長時間やらせるより、短く区切って終われる形にする
- 覚えていないことを責めず、前よりできた部分を見つける
たとえば、「10分だけ一緒に確認してみようか」「昨日の単語、1個でも言えたらOKにしよう」といった関わり方は、プレッシャーを強くしすぎず、学習習慣にもつながりやすくなります。
英単語は、才能よりも環境とやり方で変わる部分が大きい分野です。焦って量を増やすより、続けやすい形を整えるほうが、結果的に伸びやすくなります。
まとめ|英単語は「覚え方」を整えると変わりやすい
英単語が苦手な子ほど、「もっと頑張る」より先に「どう覚えるか」を見直してみる価値があります。
- 一度に詰め込まない
- 思い出す練習を入れる
- 短くても毎日続ける
- 単語だけでなく、使い方と一緒に覚える
学習塾PLANTでは、ただ「覚えてきてね」で終わらせるのではなく、その子に合った進め方や、続けやすい学習習慣も一緒に考えています。 英単語の覚え方で困っているときは、無理に一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。



